行ってきました「海のエジプト展」。
会場は、思っていたより、はるかに広く
ゆっくり全部見てまわると、かなりの時間が、かかります。
3つの幻の都市ごとに、展示内容が分かれていました。
最初に現れるのは
「Canopus」カノープス。
−聖なる癒しの都−
セラピス神をまつる大きな神殿があり、たくさんの巡礼者が
訪れた町。
(パンフレットより、抜粋)
ここでの見所は、デカンの祠堂や、王妃の像(アルシノエ2世)。
首は失われていますが、王妃の像は、妖艶で美しかったです。
2つ目の町は
「Heracleion」ヘラクレイオン。
−神々とファラオが出会う都−
エジプトと地中海世界との玄関口、そして
ヘラクレスに捧げられた大神殿が、あった町。
(パンフレットより、抜粋)
ここでは、この展覧会の、ポスターにも使用されている
ハピ神の巨像、ファラオの巨像、王妃の巨像を
ほぼ完全な姿で、見ることができました。
最後に現れる町は
「Alexandria」アレクサンドリア。
−クレオパトラが愛した都−
アレクサンドロス大王によって建設され、プトレマイオス朝の
王都として、栄えた町。
(パンフレットより、抜粋)
ここでは、ハヤブサの頭部を持つスフィンクスや
カエサリオンが、展示されています。
どこか、拗ねたような表情のカエサリオン像は、当時の
型にはまらない、自由な文化を感じさせました。
3つの、伝説の都市を観てまわった後は
センターサークルにて、水中発掘現場を再現したコーナーや
発掘現場の、バーチャル体験シアターを、見学できます。
ここには「古代エジプトの香り」体験コーナーもあり
乳香など、当時の色々な香りを、楽しむ事ができるのですが
目玉は、何といっても、クレオパトラ7世のつけていた
香水を再現したもの。
その匂いを嗅いでみた、O夫の感想は
「夜の銀座の蝶の香りだ」
当時の男性たちは、きっとこの香りで、イチコロだった事でしょう。
ちなみに、海のエジプト展は、9/23をもって終了しています。
いつもながら、更新が遅くて、申し訳ありません。
posted by Oつがい(O夫、Oつま) at 20:42| ☁|
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