内浦にある、漁協直営の干物屋へ寄りました。
最近では、すっかり覚えられてしまい
Oつがいの顔を見ると、すかさず
「なのり入ってるよ」と
声をかけてくれるように、なりました(笑)
こちらがその、なのり。
昨年は、なかなか買えなかったのですが
今年は豊漁のようで、毎回、入手できるうえに
値段まで、下がりました。
もう1品、お店の方から
「これで最後だから、どう?」と勧められ、購入。
自家製の、揚はんぺんです。
続いて今度は、静浦にある干物屋へ。
こちらのお店で、購入したのは
まず、揚がったばかりの、かたくちいわし。
この日のお勧め品、めかぶ。
時たま、旬の海藻が並ぶので、要チェックなのです。
そして、アジのひもの。
お店の前には、七輪が置いてあって
ほとんどの商品を、気前よく、試食させてくれます。
干物を頬張りながら、お店のお母さんと、お話していると
携帯電話を片手に、ご主人が登場。
初めて、お目にかかりました。
ご主人は、大瀬崎から、内浦、静浦にわたる地区の
防災責任者だそうです。
大津波警報が出たため、沼津市の警察・消防と
携帯電話で、連絡を取り合っていた、とのこと。
「今、港にいる船に、沖出しの指示を出したから
船が、どんどん出ていくよ」
と、教えてくれたので、しばらく見ていると
たしかに、船が沖に向かって、次々と出港し始めました。
さらに、気さくなご主人から
「もうすぐ、この先の水門が閉まって
道路が通行止めになるから」
と、抜け道まで教えてもらい、お店を出発。
帰りの道中、ラジオからは、電車が止まっただの
道路が渋滞だのと、津波の影響が、伝えられていましたが
Oつがいは、1度も渋滞に巻き込まれる事なく、無事帰宅。
そして帰宅後の、お楽しみ。
一杯やりながら、買ってきた海の幸に、舌鼓です。
揚はんぺんは、かるく炙って、しょうがをのせて。
かたくちいわしは、焼きすぎないように、注意して。
ご覧下さい、この輝くばかりの鮮度。
かたくちいわしの次は、アジのひものを、弱火でじっくり。
めかぶは、最初、こんな色をしています。
熱湯で、サッと湯通しすると、きれいな緑色に。
それでは、いただきま〜す。